同じような恋愛を10年単位で何度も何度も何度も何度も繰り返している。きっとわたしはバカなんだと思う。こうして突然思い立ち、PCを開いてメモ帳にぶつける癖、いつになったら治るのだろう。もうしばらく恋愛なんてしないって今度こそ決めたから、せめて感…
音楽に心を揺さぶられるたびに、もし音楽に出会わなかったらどうなっていたのだろう、と、とても恐ろしくなる。 人生で初めて音楽で衝撃を受けたのは、当時小学4年生で出会ったポルノグラフィティの「BLUE’S」盤に収録されていた「オレ、天使」だった。ハル…
ひたすらに愛のないセックスを繰り返してきた。それは時に快楽を得るためだけのものでもあるし、時に相手を繋ぎ止めておくための手段でもある。わたしにとってセックスをする意味はころころ変わるけれど、一番大きいのは「自分が生きている実感を得るため」…
頭の中でジムノペディ第1番が鳴りやまない。 2月、腰より少し上くらいまで伸びた髪を、好きだった人のために肩の長さまで切った。一昨日、好きだった人への想いと決別するために、完全なショートヘアにした。もともとショートヘアが似合うと言われていたので…
よく晴れた日曜の朝、2月から始まったわたしの恋は幕を閉じました。彼と重大な何かがあったわけではありません。ただ5年間付き合った元彼といろいろな積み重ねがあった末に別れたように、彼から素っ気なくされることが度重なり、あることがきっかけで彼への…
ひとり暮らしを始めて一週間が経った。最初は寂しさで圧し潰されそうになって、あんなに後悔しないと決めていたのに、なにか間違えたのかな、と毎晩泣いた。新居で初めて食べたご飯は、涙でしょっぱくなったふりかけごはんだった。けれど人間不思議なもので…
もう4月だというのに肌寒く、記念すべき新居で迎える初めての朝だというのに雨まで降っている。こんな風に新生活に水を差されたり、悪夢を見たり、なんだかな、と思うことばかりだけれど、前向きに考えるしかない。ちゃんと自分の足で地面に立って、ひとりで…
こんなにも空は晴れ渡っているのに、仕事も家族との関係もうまくいかなくて、ただひたすらに好きな人の声が聞きたくなる。コロナとかオリンピック延期とかめんどうなことを一切なにも考えずに(普段からたいして考えてはいないけれど)、とにかく青くて広い…
人間だれしも最期は一人だし、さみしいという感情さえなければ良いのになあ、とつくづく思う。 以下、一度もちゃんとした告白をしていないのに、すでに3度も友達宣言をされた好きな人のために努力したこと。 ・好きな人の好みに合わせようと、5年間伸ばし続…
17歳の頃、学校も家庭も居場所がなくてぼろぼろだったわたしは、とあるSNSに登録した。ユーザーはほとんど20代で、女子高生だなんて信じてもらえなかったしネカマとすら言われた。けれど学校や家庭が辛いことを日記に綴っていくうちに、いろんな人がわたしに…
一晩中、彼に抱き着いていたときの体温と香りが、いまもわたしに焼き付いている。 日曜日は好きな人とデートだった。「デート」と口に出したらこれはデートじゃないんじゃないの、と言われた。彼はよくわたしに意地悪を言う。わたしが子どもみたいにムキにな…
好きな人に会うときは、前の晩から大騒ぎだ。彼にネイルを褒めてもらうことを生き甲斐にしているので、たとえ塗ったばかりであろうとも少しでも剥げていればすべて落とし塗り直す。急いで塗ると仕上がりが雑になってしまうので、1時間ほどかけて丁寧に、爪先…
お酒の力に助けられる夜もある。昨夜は家で一人で飲んでいた。半端に余っていたワインをあけたら気分が良くなって、予備で買っておいたビールを一気に飲み干した。お気に入りの音楽をBluetoothスピーカーで流し、一緒に口ずさみ、すっかりわたしはご機嫌だっ…
引越しのために引き出しを整理していたら、好きな人に初めて会ったときにもらった名刺が出てきてどきりとした。そのときは複数人から名刺をもらったはずだったのに、見つかったのはなぜかその一枚だけだった。なにかを予感していたのだろうか、などと考えつ…
刺激は時間が経てば薄れるよ、という優しくも冷酷な彼の言葉が、未だにわたしの心に沁みついている。それは間違いなんかじゃない。永遠だと信じて、それが嘘のようにあっけなく消えた恋やときめきはいくつもある。彼の言うとおりに、薄れてくれた方が幸せだ…
知らず知らずのうちに社会に溶け込みすぎて、自分が本当にしたいことを見失っていた。 職業柄、海外旅行が好きな人と話すことが多かった。みんな「海外には行ったほうがいいよ」と口を揃えた。わたしは海外に行ったことがなかった。親は海外に全く興味がなか…
昼は新生活に胸を膨らませて、夜は好きな人と元奥さんのことを考えて憂うつになって、好きな人と過ごした時間を思い返して眠りに就く。そんな毎日を送っている。彼に恋してから、もうすぐ1ヶ月が経とうとしている。 久々に母と飲みに出かけて、18時から1時ま…
人と付き合う上で、食の好みは重要視している。新卒のときに仲が良かった男の子の中で、一緒にいてとても楽しいし見た目もタイプな子がいた。その子ともキスだけはしたことがある(キス魔か?)。けれどその子は好き嫌いがとても多かった。卵、納豆、かさの…
去年出会ったばかりの人のことを好きになって、新卒から5年間同棲していた彼氏と別れて、給料ほぼすべて貢いでいた男装喫茶の推しに別れを告げた。すべてここ二週間の出来事だ。 彼のことをいつから好きだったかなんて分からない。彼曰く、結構最初の頃から…
※ガチオタだったのは2009年~2010年のみ、それ以降はお茶の間ファンの戯言です 引越しも終わってひと段落つき、さて焼肉パーティを始めるかという矢先に飛び込んできたのは衝撃的なニュースだった。嵐、2020年を以って活動休止。ニュースの字幕がうまく頭に…
前回の記事で「アイドルにハマりたい」と綴ったけれど、無事に堕ちました。キンプリに。 今までわたしは年上男性にしか興味がなかった。人生で一番崇拝する男性はアベフトシで、それはこれからも変わらないし、今まで見てきた男性の中で一番カッコいいと思っ…
うつの人はアイドルにはまりやすい。何の根拠もない、Twitterのフォロワーさんが言っていたことだけれど、それにわたしはとても賛同した。 11月から気分の上がり下がりが激しくて、仕事で特別嫌なことがあるわけでもないのに、会社に行くことが嫌だった。何…
高3の頃に付き合っていたS君の話は以前の記事でも書いたけれど、ずっと前に書いていた文章が出てきたので、ここで供養します。 わたしには2015年から付き合って、付き合ってからすぐ同棲を始めた彼氏がいる。同じ会社に同期で入って、もう一人同期の男の子と…
※くらいにっき 月曜日。いつも通り顔を洗って着替えたのに、どうしても会社に行きたくなかった。身体が鉛のように重くて、あの休職していた2ヶ月間の、ひたすら眠り続けていた時期のようだった。どうせ3月までには会社を辞める予定で、有休があと5日残ってい…
学生時代の片想いがとにかく楽しかった。昔から手の届かない存在に憧れた。中学生の頃は「おおきく振りかぶって」の水谷にガチ恋をしながら(篠岡に惚れている描写が無理になって読むのをやめた)、三次元でも憧れの存在が何人かいた。野球部のキャプテン、ク…
わたしは大企業に勤めている父と専業主婦の母のあいだに生まれ、不自由のない人生を送ってきた。小学生時代は途中から友達が一人もいなかったけど、一人でのびのびと絵を描きながら過ごしていたし、一番人間関係で苦労した中学生時代も母がいつも家にいて話…
3年付き合っているわたしの彼氏は、わたしとはまるで正反対の性格をしている。自分の考えを持っていて、物事を倫理的に考えて、だいぶ理屈っぽい。口喧嘩しても勝てないタイプ。対するわたしは、人に流されやすく、あまり考えずに行動し、物事をあまり深く考…
以前から大森靖子という存在は知っていたものの、曲を聴いたことは一度もなかった。ヴィレッジヴァンガードによく置いてあるCDというイメージだった。きっかけは千葉雄大が昔からファンだということ、MVに出ているということで、「draw (A) drow」の動画を見…
昔からピアスを着けることに憧れを抱いていた。小学5年生の頃、マグネットピアスという磁石ではさむピアスが流行っていて、クリスマスプレゼントに買ってもらった。特に憧れるようになったのは高校生の頃からで、当時信仰していたアベフトシの影響はもちろん…
これでも1年前までわたしは働き者だった。自分の仕事はもちろん、周りのひとの話にまで耳を傾けて、忙しそうなひとがいたら仕事を引き受けたり、なにかに悩んでいるひとがいれば相談にのっていた。そんだけ頑張っていればもちろん評判もよく、他人に厳しい先…